あれから8年 おさえておきたい防災グッズ4つの事 その1
あれから8年。
3.11東日本大震災から8年たちますね。
3月11日になると、地震の特番などよく目にします。
そのたびに「あの時は5時間歩いて帰ったなぁ」と思い出すのと同時に「防災グッズを揃えなきゃ」と思います。
そこでおさえておきたい防災グッズの事4つを紹介します。
正しい防災グッズの選び方
防災グッズを選ぶ際には「何があれば死なずにすむか」という観点で「命を守る防災グッズ」から順番に準備をすることが鉄則です。
地震対策グッズ、走って避難をするための持ち出し袋、避難所で配られない自分専用の道具、備蓄品を準備してください。
家庭で準備する「防災グッズのセット」は4つ。
家庭で「防災グッズのセット」を用意する際、優先順位は大体決まっています。つまり、そのグッズが「命を守る」ことに直結するものであるほど先に準備すべきということになります。この優先順位は次のようになります。
1)就寝時に大地震が発生した時の・・・
最小限の防災グッズとしてぜひ用意したいのが、寝室の枕元に常備する防災セットです。停電をすると辺りは完全な暗闇になるため、手元を照らす懐中電灯や、手足の安全を確保するための軍手とスリッパ、万一の際に助けを呼ぶためのホイッスルなどを、すぐに持ち出せるようにポーチにまとめておきましょう。その際に予備の電池を用意しておきましょう。使うとき「あれっ、電池切れ!?」ってならないためにも。
2)走って逃げるための・・・
防災グッズと言って想像するのが、「非常持ち出し袋」です。
このセットの目的は、命の危険が迫っている状況下で、素早く・安全に避難することにあるため安全を確保する道具を中心に選び、重くしすぎず、そしてすぐ取り出せる場所で保管をすることが重要です。パニックになって、「持ってくるの忘れた・・・」ってならなおように冷静に。
3)避難所やインフラが止まったら・・・
目の前の危険を回避した後、電気・ガス・水道などのライフラインが停止したら、避難所や自宅で生活をするために必要な道具。また車で遠くに避難をする際、少しの間生活を維持するために必要なグッズ。一分一秒を争わないがインフラが止まっている状況を乗り切るための道具を準備しておきましょう。携帯の充電くらいしたいですもんね。
4)ライフラインや流通が・・・
大地震で大規模な被害が出て、1週間程度の自活が求められる状況。
大規模な火山の噴火などで食料の流通が止まり、数ヶ月間、備蓄生活が必要なケース。
こうした状況に備えるためには一定量の備蓄が必要になります。
水分や食べること、大事ですよね。
5)まとめ
防災グッズを選ぶ際の、基本原理
防災対策に取り組もうとした時、多くも人は「防災グッズって何をそろえればいいの?」「とりあえず防災グッズセットを買ったけどこれでいいの?」と思いますよね?
今自分が欲しいモノを買うのは簡単ですが、何かあった時に役立つモノを買うためには、「想像力」が必要です。
優先すべきは「命を守る」ための防災グッズです。
それは自分と家族の「命を守る」ための防災グッズです。最近ではトイレの重要性もよく聞きます。ビニール袋やラップ、ドライシャンプーも便利です。しかしよく考えてください、これらの防災グッズが役に立つのは生きている人、「災害で死ななかった人」に限られるのです。防災グッズのセットには「被災者の声を生かして選びました」というキャッチコピーがついているものがあります。しかしこのセットの多くは「避難所を快適にする」ためのグッズの詰め合わせです。
本当に聞くべき「被災者の声」というのは災害で亡くなった方の声であり、何があれば死なずにすんだかという内容なのです。
最後に
自分と家族が襲われる災害のリスクを知る
自分や家族に生じる「非常時」とは、住んでいる場所、家族構成、ライフスタイルなどによって大きく異なります。戸建てなのかマンションなのか、赤ちゃんがいるのかペットがいるのか、独身か大家族か、自営業か会社員か、まず自分たちに襲いかかる災害のリスクを知り、それを回避するための、死なないための道具を選択してください。
具体的な物についてはまた後日・・・
最後まで読んでもらってありがとうございます。
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